保育の窓口リリース

2017 年から保育業界に携わらせてもらいました。
保育の現場で、入園を希望するたくさん保護者の方々と出会いました。


保育園を探す理由は様々です。
・育児休業が終わるので、預けて職場復帰したい。
・親の介護が必要で子どもを保育園に預けなければいけない。
・ひとり親で就職活動の為に保育園に預けたい。
などなど…。
多くの保護者と関わる中で、保育所に求められる使命や社会的意義の大きさを改めて実感
することができました。


『保育園落ちた、日本死ね!』
あのブログが世間を騒がせたのは 2016 年。
あれから、国も様々な策を講じてきています。
内閣府は、企業主導型保育事業を展開し、全国に 4000 を超える認可外保育施設が設置され
ました。
保育の受け皿拡充は進められています。
保育料も原則無償化になりました。


しかしながら、一般の子育て世帯には、『保育』という制度そのものが浸透していません。
・保育園と幼稚園の違いが分からない。
・認可園と認可外は何が違うの?
・認定こども園ってなに?
・うちの子は無償化?
・入園させるにはどうしたらいいの?
『保育』という制度が複雑すぎるが故に、幾つもの課題が、多くの子育て世帯を悩ませてい
ます。


待機児童問題は解決の兆しが見えません。
日本は少子高齢化の真っ只中にあるにも関わらず、逆行した課題です。
共働き世帯の増加、女性の社会進出など要因は多々ありますが、高齢化の中で、働き手のコ
アとなる世代を確保する意味においても、待機児童問題は解決しなければならない問題で
す。
国や地方自治体に置いて当然重要視され対策が進められていますが、官民一体となって解
決していかなければならないフェーズにあると感じています。


私事ですが、昨年末に保育園の現場を離れました。
特定の保育園では、携われる保護者の数が限られてしまいます。
間接的であっても、もっともっと多くの保護者の”保活”を支援するためのサービスを構築し
ようと準備してきました。
ようやく、リリースできる段階まできました。


この度、”保育の窓口“というサービスを開始する運びとなりました。
“保活中”のご家庭が完全無料でサービスを受けられます。
具体的には、保活の悩み相談や、認可外保育施設とのマッチング支援をさせていただきます。
お子さまを抱えながらの保育園探しは本当に大変なものです。
制度を理解して、役場に電話して、保育園に電話して…
そんなご家庭を微力ながら支援させていただき、”保活”の負担を少しでも軽減させていただ
けたら幸いです。


保護者の方々には、無料でサービスをご利用いただけるように、各保育施設や、個人・法人
を問わず、我々の活動にご理解、賛同いただける方々からの支援を広く募って参ります。
このサービスは全国的に求められており、日本全国どこにいても”保育の窓口”サービスが受
けられるよう展開を図っていきます。


“もっともっと子育てがしやすい日本へ”
夢は大きいですが、必要とされているサービスを広く展開していきたい。
ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

保育の窓口https://hoiku-mado.com